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氏名、所属
中澤 直高, 博士(工学)
特定助教
-京都大学 高等研究院 物質-細胞統合システム拠点
-見学 美根子 グループ
研究分野
組織や器官の発生、細胞内情報伝達に関して、”力学的な因子(機械的な力、刺激)”を中心に研究するメカノバイオロジーという分野で研究をおこなっています。学生時代は、ショウジョウバエを用いた発生遺伝学を学ぶ傍ら、ショウジョウバエ胚消化管の捻転をモデルに、個々の細胞の変形が組織の変形に寄与する機械的な力の定量に従事しました(大阪大 松野研)。学位取得後、シンガポール国立大学メカノバイオロジー研究所に研究留学し、細胞外基質の弾性率、細胞内張力による遺伝子発現調節の分子機構の一つを明らかにしました(MBI Michael P. Sheetz研)。
現在は、発生生物学、細胞生物学におけるこれまでの研究実績を生かし、哺乳類の脳発生をメカノバイオロジーの観点から組織レベル、細胞レベルで理解することを目指して研究をおこなっています(京都大 見学研)。
これまでの研究
-細胞生物学・生物物理学(細胞外基質の弾性率による細胞内情報伝達、遊走ニューロンの機械的性質)
-発生生物学(哺乳類の小脳発生、ショウジョウバエ消化管発生)
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